■ ID | 954 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 埼玉県内で検出される地下水中ヒ素の濃度レベルと存在形態 |
■ 著者 | 石山高
Takashi Ishiyama
埼玉県環境科学国際センター 八戸昭一 Shoichi Hachinohe 埼玉県環境科学国際センター 高橋基之 Motoyuki Takahashi 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | 日本地下水学会、(社)日本水環境学会、廃棄物学会、(社)地盤工学会、(社)土壌環境センター |
■ 出版年 | 2007 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第13回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する 研究集会、平成19年6月5日 |
■ 抄録・要旨 | ヒ素による地下水汚染は顕在化する傾向にある。ヒ素化合物は環境中に様々な形態で存在し、各化学種に固有の毒性レベルを有している。したがって、ヒ素による人への健康影響を正確に評価するには化学形態別に濃度を把握する必要がある。本研究では、ストリッピングボルタンメトリー(SV)により、埼玉県内における地下水中ヒ素の濃度レベルと化学形態(亜ヒ酸As(V)、ヒ酸As(X))を解析した。
埼玉県内14箇所で採取した地下水をSV測定したところ、0.001〜0.088mg/Lのヒ素が検出された。県内6箇所の井戸でオンサイト化学形態別分析を試みたところ、地下水中のヒ素はAs(V)として存在することが明らかとなった。これに対し、 河川水中のヒ素はAs(X)として存在していた。 |
■ キーワード | 砒素、地下水、存在形態分析、ストリッピングボルタンメトリー |
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